大阪の長興という会社の社長と、心斎橋辺りで遅くまで飲んで、南:ミナミのクラブに行こか、ということになったのです。御堂筋という通りは6車線くらいの、広いなぜか一方通行の道路。歩道も広く、みんな南に向かって歩く人でぎっしり。夜中1時を回ろうかという頃、毎夜毎夜大阪の御堂筋の歩道は、熱気むんむんのおっさんが黙々と南に向かって歩いているのであります。 ☆「みんなミナミにのみに行くの?」と私。 ★「そんなモン一人一人ちゃうがな」と長興さん。 ☆「どういう人たちなんやろ?」 ★「それはわかるで、大きい声で社長!とさけんでみ」 ☆「シャチョー!」 うわあ!前の数十人がみんな振り返った。 かく云う我々も同じ人種であります。
ミナミのクラブは綺麗なオネエサンでいっぱい。 ★ 「川本君どのこにするんや」 私はてっきり指名のことかなと思って、 ☆あの子かわいいんちゃう。広末涼子にそっくり。 ★ よっしゃあ任しとけ。ちょっとあの娘呼んでや。 ❤おおきに!ひなこです。 ★ ネエチャン何ぼや ❤いきなりなにいうてんの ★ 連れが気にいったんや、なんぼかて聞いてんねん ❤うちはうりもんとちゃうよ ★ ええからなんぼか言うてみ。べっぴさんは高いにきまっとるがな。 ❤うち高いよ売るきないから ★ ええからいうてみ ❤ほな6万 ★ なにいうてんねん、ええ加減にせえよ ❤そやから高いいうてんねん ★ なにおこのブスがいばっとるんや ❤3万でええわ ★ なにぃ3万でええわてどの面さげていうとるんや ❤1万5千円出してくれへんかったら絶対いやや ★ よしわかった。1万5千円で頼むでべっぴんさん。 僕に向かって★はなしついたで。 ☆せっかくやけど、ひとりでねます。 私の女の子への憧れや、優しいユメージが見事に、根こそぎ崩れ去った、青春の終わりのミナミ事件でした。
(2007.6.22[Fri]) |