ガンブルーとは黒錆のことである。鉄の天敵は赤錆である。赤錆はどんどん鉄の内部に侵入し、頑丈な鉄のブロックも、もろく崩れる。鉄から生まれた銃も、そのままでは当然赤錆が発生する。その前に黒錆を発生させて表面をガードし、赤錆の進入をストップさせることが、ガンブルーの始まりだ。実銃メーカーのファクトリーガンブルーは大変丈夫で綺麗だ。少し昔は各社こぞって綺麗で強いブルーイングモデルを研究開発した。パイソン等の鉄のハンドガンは、数十年経っても蒼く輝いている。硝煙にもめっぽう強い。スライドがインジェクションになったあたりから、銃は黒染めになった。近代的なアルミフレームのハンドガンは、殆どがサンドブラストを行い、黒染めのフィニッシュである。 精度も強さも、鉄の銃が一番である。鉄の証であるガンブルーの輝きは、我々の心を掴んで離さない。蒼い宝石のような輝きに、すきとおるような透明感さえも感じる。
以上は月刊GUN誌の『カスタム工房』に発表したガンブルーテクニックの序章である。3カ月に分けて詳しくガンブルーテクニックを紹介した『ガンブルー徹底攻略』。興味ある方は編集部に問い合わせて、バックナンバーをお取りよせ下さい(1冊¥1100と送料)。
(2006.10.10[Tue]) |