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川本孝の今月のお話

2006年09月のお知らせ

CAROMリコールのご案内(臨時)
CAROMリコールのご案内
マルイM1911A1用3ホールトリガー¥4000の回収。
去る9月14日に問屋さまに納品致しました、マルイのM1911A1用ステンレストリガーに不具合が発生しています。トリガーの下部に指をかけて引こうとすると、重かったり、引ききることが出来ない場合があります(上部や中部に指をかけると正常作動)。左記の理由で発見が遅れ、流通及び小売店の皆様にはご迷惑をお掛けしました。深くお詫び致します。
 問屋様の商品在庫はCAROMにご返品頂きますようお願い致します。改良品にはシールに合格スタンプ(赤マル合)が記されています。
 小売店様は問屋様より、改良品と交換をお願いします。地方の小売店様でお困りの方はCAROMにお問い合わせ下さい。一般ユーザー様にも直接回収を行ないます。

CAROM製マルイM1911A13ホールトリガーをお持ちの皆様。
お買い上げいただいたお店で良品と交換して下さい。何らかの理由で交換できない場合はCAROMサービス部まで、郵便で御送り下さい。折り返し改良ステンレストリガーに郵便切手を添えてお返しいたします。
シールに赤い合印の無いものをお持ちの方。郵便封書、切手¥80で投函して下さい。それ以外の方法での交換は出来ません。
下の写真の←部分を0.5mmヤスリがけで修正することもできます。

〒463−0048
名古屋市守山区小幡南1−2−10−403
キャロムサービス部
電話052−795−5855
(2006.9.29[Fri])

銃刀法改正
銃刀法が改正され、8月21日に施行された。準空気銃とは1ジュール以上のエネルギーを持つ弾を発射可能な銃をさす。準空気銃を所有することは法律に違反することになる。すなわち0,2gのBB弾が秒速99mを超える時点で、玩具銃でなくなる。マルイ電動ガンは強いものでも90m以下で問題なし。通常のガスブローバックモデルは、多少バルブが変えてあろうと、タイトなインナーバレルが交換されていようと、ガスブローバック式であれば問題なし。問題があるのは、強いメインスプリングに交換されたボルトアクションライフルや、メカボックス内部まで改造に及んだ電動ガンなど。1番身近で問題なのはフィクスト式と呼ばれるもの、スライドの動かないオートマチック。しかしこれらもASGKシールで無改造のものは、何も心配する必要も無い。なぜなら健全なエアーガン愛好家を取り締まるものではないからだ。ともかくできるだけ初速100mは超えないようにが、今回の新改正法の骨子である。
 さて一番問題になる銃。すなわち取り締まり対象の銃は、高圧ガスを使用できるように改造した、フィクスト式の銃である。今回の法改正は和歌山県の乗用車撃ち抜き事件が原因だ。改造銃のベースになったのはD社のフィクストモデル。炭酸ガスを使用し、ボールベアリング(鉄球)を発射、乗用車のリアウインドーからフロントグラスを撃ち抜いた。D社の銃は改造されやすい構造で、過去に数人の人間が死傷している。D社が悪いのではないが、改造されにくくする配慮は欠けていた。D社は組合に入ることを拒み、また組合も統合する努力もなかったようだ。殺人が起こっても改正されなかった銃刀法が、ただの器物損壊事件で、何故改正されたのだろう。それはTVの力だ。改造銃で人が死んでも、興味をしめさなかったTVも、無差別暴力には敏感に反応した。ちょいと手を加えるだけで、車を撃ち抜く銃を平気で販売していると連日大騒ぎ。身近なテロっぽい話はTV局の大好物ネタだ。遊戯銃の全てが安全な暮らしを怯えさせるものであるかのように報道。組合は誤解を解くことも反論も民報TVには出来なかった。NHKで危険な銃は一部という報道はあったらしい。結局組合はたった1社の組合に属さないメーカーのために、大変な迷惑を背負わされ、我々愛好家も嫌な思いをした。十分な情報も収集せず、ただ無責任な報道をしたTV局が全て悪い。

 さて私の言いたいことは今から始まる。私もグランドスラムという空気銃(炭酸ガス)を所得するが、最大トルクでせいぜい電話帳を1冊。そこで考えて欲しいのは92Fくらいのハンドガンで、炭酸ガスで鉄球を飛ばした場合どれだけのパワーがあるだろう?リアウインドーからフロントを抜くパワーがあるとすれば、それは大発明だ。小型で驚くべき貫通力で、破裂音のしないガスエネルギー。世界中の銃器メーカーが大騒ぎをするだろう。実銃のガスピストルでもフロントグラスの貫通は難しい。側面のウインドーは可能。つまり車のリアーからフロントの、角度の付いた厚い強化硝子を2枚も貫通させることは、拳銃形炭酸ガス銃では不可能。装薬の実銃以外には考えられない。しかも45ACPでは1枚だけで弾頭はクラッシュ。9mmパラベラム弾以下の口径だと私は思う。私は米国レンジ以外でも多くの実銃を撃ってきた。撃ったものはぺーパーターゲットだけではない。コーラ缶やフライパンや鍋や車や・・・。実銃をアウトドアで撃った人間なら容易に結論の出る話しだ。
 何かに腹を立て実銃をぶっぱなした男を限定した和歌山県警特捜部は、男の家に踏み込んだ。抵抗も無く逮捕された男の差し出した銃は、D社の改造銃。いわゆるすり替えである。警察がそれを信じたのは無理も無い話し。ただガサはおこなったのか?その銃の性能テストをしたのか?何故その時に和歌山県警はこの川本孝を呼んでくれなかったのか?(エー、一番最後の文書はいきおいです)

かくして実銃をうまく隠した男の嘘が、TVの無責任な報道で増幅。日本の銃刀法そのものを変えてしまったという、なんだか不条理な気持ちで胸が痛みます。組合も、D社も、警察も、あんたも、オイラも、ええ面の皮です。あほくさ。

(2006.9.1[Fri])

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